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12,1月のふたりとそのケーキ-departure ディパーチャー -

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     思い起こせばあれは2ヶ月前のことになりましょうか。

    11月のケーキを御紹介してから。


    もう終わったかと思いました?

    ノンノン。

    ずーーーーーっと試作をしていたんですよ。

    やっと、やっと完成しました。

    まずは12月から掲載しておりますポスターの御紹介から。





         ときに滑稽だけどわるくない、わたしたち。

                   
                ふたりは、もうすでにそこにはいない。



     -----------------------------------------------------------------

     自由でいながら、お互いを思いやりながら、

     ふたりは固い約束もないままに、一年という時間を旅してきました。


     一年を経て彼女は「ときに滑稽だけどわるくない、わたしたち」と、

     二人の関係を公然とさらり肯定しました。

     そして男は「ふたりは、もうすでにそこにいない」という言葉とともに
     
     いちども姿をさらすことなく、気配とせつなさだけを残して

     ふたりは僕らの前から消え去っていきました。

     行き先を誰にも告げることなく。


     もしかするといつか何処かの街角の花屋さんで、

     彼が彼女のためにスミレを手にしている姿を見かけるかもしれません。

     < Violets for Your Furs.>

     ふたりに微笑みとグッドラックを。

    ----------------------------------------------------
     ※[dorado radio]より抜粋


    このムッシムパネンとdoradoさんとのシリーズはこれで終わりだけど

    この男女ふたりの関係は、皆さんの妄想の中で生きていけるとしたら

    そんなシアワセな事はないですね。


    さて、ムッチムシェフはこのポスターから、どんなケーキを生み出したのか。

    こちらです。




     departure  ディパーチャー


    あ、グローブね。

    とか思わず口にだしたら、年の頃がだいたい分かってしまうから黙っておいた方がいいですよ。


    このケーキは男と女に分かれています。

    まずは土台にナッツがザクザクしたメレンゲがあります。

    その上にビターアーモンドのクリーム、カラメリゼしたバナナのジュレ、レモンのシブースト

    ここまでの白い部分が「男」です。

    その上に横たわる、紅茶風味のイチゴ、グロゼイユ、ラズベリーのムースの赤い部分が「女」です。

    そして、「男」と「女」をカラメルソースでひとつに。


    それぞれ、いろんな個性が重なり合い、一見合わなさそうに見えるけど

    不思議な一体感。

    それぞれが主張しているようで、相手を引き立ててもいる。

    大切なのはそのバランス。

    まさに、大人の男と女。


    そんな、ケーキです。

    これが「男と女」シリーズの集大成。

    是非堪能して下さい。

                                 おけい
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